失敗しない店舗設計・デザインのポイント┃お店づくりの流れ・期間・費用を解説
mtrust_shop
- 「店舗設計ってなに？」
- 「お店を開業したいけど、どんなお店をしよう…」
- 「お店づくりを依頼する業者の選び方がわからない」
お店づくりを成功させるためには、店舗設計が重要になります。
しかし、理想の店舗を実現するためには、専門的な知識や技術、慎重な計画が必要不可欠です。
そこで、このコラムでは店舗設計に関する基本的な知識や失敗しないためのポイント、業者の選び方などを解説していきます。
目次
店舗設計とは何か？成功するお店づくりの基本概念
店舗設計とは、店舗のイメージやターゲットとなる顧客層を考慮して、店舗内外の構造や形状を計画するプロセスです。
具体的には、下記の要素を検討します。
- 店舗のコンセプト
- 店舗の構造や内外装
- 顧客や従業員の動線
- インテリアや装飾
- 看板やロゴ、袋のデザイン
成功するお店が店舗設計にこだわる理由
店舗設計はお店づくりにおいてとても重要となります。
成功するお店が店舗設計にこだわるのは、店舗設計の目的や重要性を理解しているからです。
店舗設計の目的や重要性には、下記のようなものが挙げられます。
- 業務効率の向上
- 顧客体験の最大化
- ブランドイメージの確立
- 収益性や生産性の最大化
- 店舗運営コストの最適化
店舗設計と店舗デザインの違いを理解しよう
「店舗デザイン」は「店舗設計」と混同されがちですが、両者は似ているような異なる言葉です。
店舗デザインとは、コンセプトやイメージをもとに、視覚的な工夫やデザインを施すことで、より魅力的な空間をつくっていくことです。
具体的には、下記のような要素を検討します。
- どのような空間や世界観にするか
- カラースキーム（色彩計画）
- 照明や音響、インテリア
店舗設計の流れと期間
店舗設計の一般的な流れと期間は下記のとおりです。
全体の流れと期間を把握して、余裕をもって店舗設計を進めましょう。
- 業者への相談（数日〜数週間）
- 物件を探す（1週間〜数週間）
- コンセプトを練る（2週間〜数週間）
- 基本設計・見積もり（数週間）
- 工事着工（1ヶ月〜半年）
これらの流れには、数週間から数ヶ月程度かかることが一般的です。
それでは1つずつ見ていきましょう。
業者への相談（数日〜数週間）
まずは業者に相談することから始めます。
一般的に相談は無料となっているため、イメージが固まっていない場合でも気軽に問い合わせてみましょう。
このとき、担当者が丁寧なヒアリングをしてくれるかどうかがポイントです。
ヒヤリングを通して施主様の希望やイメージ、こだわりを理解して対応してくれる業者を選ぶことが重要です。
物件を探す（1週間〜数週間）
ヒヤリングで明確になったコンセプトをもとに、店舗物件を探します。
建物の現状や立地、周辺環境の調査を調査し、間取りや設計プランを詰めていきます。
物件選びが進まない場合、業者と相談して決めるのもおすすめです。
コンセプトを練る（2週間〜数週間）
物件が決まったら、コンセプトをさらに練っていきます。
このとき、施主様の頭のなかにあるイメージをしっかりと伝えていくことが重要です。
思うように伝わっていなかった場合、後々のトラブルに発展する可能性があるため、業者との対話を徹底しましょう。
基本設計・見積もり（数週間）
基本設計とは、ヒヤリングで明確にしたコンセプトや現地調査をもとに、店舗の内装やレイアウトを具体的に設計していくことです。
基本設計の次は、工事費用の見積もりを取ります。
予算にあったプランを提案してくれる業者を選びましょう。
工事着工（1ヶ月〜半年）
納得できるプランが完成し、契約が決まったらいよいよ工事着工です。
内装の改装だけであれば1ヶ月から3ヶ月、新築であれば3ヶ月から半年ほどかかります。
店舗設計にかかる費用相場
店舗設計にかかる費用は業者や条件によって異なりますが、一般的には次のような要素で算出されます。
総施工費
総施工費から費用を算出するケースでは、設計費用の相場は総施工費の10％から15％ほどです。
店舗設計から施工までを一貫して行う業者でよく用いられています。
面積（坪単価）
面積で設計料を計算するケースでは、一般的には坪単価で算出されます。
坪単価5万円から10万円が相場です。ただし、業者によって異なるためあらかじめ確認しておきましょう。
技術費・人件費
技術費や人件費から算出するケースでは、工事の際に必要な人員の数などをもとに計算されます。
通常のデザインよりも凝った設計の場合、技術費が追加されることもあります。
店舗設計費用を節約するポイント
設計やデザイン、施工を一貫して行う業者に依頼することで、店舗設計費用を抑えることできます。
店舗設計・デザインを依頼する業者の選び方やポイント
店舗設計や店舗デザインを依頼する業者を選ぶ際には、実績や評判、提供するサービスの幅などを確認することが重要です。
また、それ以外にも下記のような業者選びのポイントを確認しておきましょう。
- 業者の得意分野を確認する
- 担当者が親身になってくれるかどうか
- アフターサポート体制
- 施工事例を確認する
それでは1つずつ見ていきましょう。
業者の得意分野を確認する
「業者ならどこも同じでしょ？」と思っていませんか？
建物の規模や、新築、改装などによって各業者が得意とする分野は異なります。
自身が思い描く店舗のイメージやコンセプトに合致する業者を選ぶことで、より魅力的な店舗設計が実現できるはずです。
担当者が親身になってくれるかどうか
店舗設計をする際、まず初めに行うのが業者への相談です。
その際に、担当者が妥協せず親身になってくれるかどうかに注意しましょう。
一緒になって店舗設計を考えてくれたり、アイデアやプランの提案をしてくれる担当者であれば、施主様に専門知識がない場合でも安心して任せられます。
アフターサポート体制
店舗をオープンさせたあとにトラブルが発生することもあります。
そのようなときに簡単に相談できるアフターサポート体制が整っているかどうかをチェックしましょう。
施工事例を確認する
業者のホームページなどでは、過去の施工事例を紹介している場合があります。
施工事例をチェックすることで、その業者の実力やスタイルを理解しやすくなるため、施主様のイメージに合致しているかどうかを確認できます。
業者に店舗設計を依頼する前にやっておくこと
店舗設計を成功させるためには、業者に依頼する前に下記のポイントを確認・整理しておくことが重要です。
- 店舗のコンセプトをイメージしておく
- 理想の店舗イメージに近い画像やイラストを用意しておく
- 希望や条件などを全て伝える
これにより、業者とのコミュニケーションがスムーズになり、理想のお店づくりが実現できます。
店舗のコンセプトをイメージしておく
店舗のコンセプトは業者に相談しながら明確にしていきますが、スムーズに進めるためにも相談する前に、ある程度コンセプトをイメージしておきましょう。
具体的には下記のような要素をイメージしておきます。
- 開業の目的
- 開業の期限
- エリア・立地
- 顧客層
- 商品やサービスの内容
理想の店舗イメージに近い画像やイラストを用意しておく
コンセプトを言葉で伝えるのが難しい場合は、理想の店舗イメージに近い画像やイラストを集めておきましょう。
業者と視覚的にイメージを共有することで、より満足度の高い店舗設計が可能になります。
希望や条件などを全て伝える
業者には店舗設計の希望や条件をすべて伝えましょう。
こちらが伝わっていると思っていても、実際は誤って伝わっているケースもあるため、しっかりとすり合わせておくことが重要です。
千葉県で店舗設計なら商叶空間建築Laboにご相談ください
商叶空間建築Laboは、千葉県を中心に店店舗設計、内装、空間デザイン、施工管理を行っております。
当社はこれまでに、飲食店、美容室、オフィスなど、さまざまなジャンルの店舗設計を手掛けてきました。
お客様のご要望をしっかりとヒアリングし、ご予算やスケジュールに合わせて最適なプランをご提案いたします。
また、内装の質感や素材にこだわった、魅力的で心地よい空間をご提供できることも当社の強みです。
さらに、開業までのスケジュールを徹底的に管理することで、スムーズな開業のお手伝いをいたします。
千葉県で店舗設計をお考えの方は、ぜひ一度商叶空間建築Laboにご相談ください。
